Nina’s blog in AUS

Welcome to my blog. I’m studying abroad in Australia. My major is applied linguistics and I introduce my life in Australia.

Error Analysis

今日は今取り組んでいる課題の紹介をします。

おそらく、この課題はノンネイティブのクラスメートみんなが苦労しています笑

 

Second Language Acquisition(第二言語習得)の授業ではError Analysis(誤り分析)について学んでいます。

このError Analysisは、簡単に言うと、「第二言語学習者のスピーキングやライティングで生じる言語上の誤りを分析する」ということです。

課題では、ネイティブとフランス人(第二言語学習者)が英語で会話しているスクリプトを与えられ、このフランス人の発話が正しい文法か、適切な表現かを分析していきます。

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※Cがフランス人でLがネイティブです。

※赤い書き込みは自分の修正です。合ってるかどうかはわかりません!

 

このように誤りを分析、分類していきます。

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文法はなんとか修正できても、ネイティブではないので、このフランス人の言っていることを適切な表現に変えるのが難しいです。だからクラスメートのノンネイティブで、それぞれが分析した課題をお互いに見せ合って、協力してこなそうと奮闘しています。

 

ちなみに、クラスメートは留学生ばかりで、中国、タイ、サウジアラビア、スペイン、ドイツから来ています。

そしてSecond Language Acquisitionの授業では、先生が日本の高校の授業でやるような文法を少し説明します。(例えば、この文の主語は?、この単語の品詞は?、この文は受動態にできるか?など。)

この時、興味深かったことは、英語を流暢に話せる留学生でも文法事項を答えるのが苦手だったということです。

彼らから、受動態にできるのかわからない、現在完了進行形と現在進行形はどう違うのかという質問が出てきました。

日本人の私はちゃんと答えることができましたよ!笑

日本では良い意味でも、悪い意味でも英文法はしっかり勉強しましたから。

文法事項がよくわからないのに、どうして留学生は英語をペラペラ話せるのかすごく疑問に思います。

 

このように、ここの大学院ではがっつりとError Analysisをやっています。他の国、大学院ではどれくらいError Analysisをやっているのか気になります。

では、この後も続きをやっていきます!