My program is done!
1ヶ月ぶりのブログです。
今週の水曜にStructure of EnglishのFinal examを終えて、無事に今学期の課題・試験を終えました。Easter Breakが明けてから、忙しいのがダラダラと続いて、本当に大変でした。今は学業から解放されて、ホッとしています笑
とりあえず、これで大学院生活が終わりました!という報告です。応援してくださった方々、本当にありがとうございます。
1. UoNでのMaster of Applied Linguisticsを終えて
1年間という短い期間でしたが、とても多くのことを学ぶことができました。言語学中心のカリキュラムで、Second Language AcquisitionやLanguage Testing Evaluationなど、自分が教員時代に必要だなと思った分野の知識や理論を知ることができました。また、それらに関する本や論文を時間をかけて、じっくりと、たくさん読むことができたことも大きな財産です。教育系のTESOL Curriculum & Methodologyでは、Syllabus DesignとLesson Plan作成のための大事な要素、教室環境での言語教育の理論を学ぶことができました。何か最新の英語教授法を学んだわけではありません、ただ授業を作る上で外してはいけないポイントを知ることができました。
予習や課題で忙しく、苦しいときもたくさんありましたが、知らなかったことを知れたり、考えを深めていくことができたりして、大学院に行ってよかったに尽きます。しかし、大学院を終えて、授業が上手くなったというわけではありません。(先に言っておきます笑)やはり「授業」は目の前に生徒がいて初めて成り立つものなので、授業をすることでしか上達できませんね。大学院で学んだことで「見えるもの」は格段に増えました、再び英語教員をやっていく上で、この理論・考え方は大事だな、こんな教え方をやっていきたいな、というものをいくつか見つけることができました。今後、それらを実践していくことで、いずれ学んだことが「結果」となって表れてくるのではないかなと思います。それまで5年、10年、それ以上?かかるかもしれませんが、頑張ります!
2. 1年間の海外生活を通しての英語力について
英語ができるようになったかというと、「まだまだ」のレベルです。残念ながら、自分の満足するレベルには至っていません。授業以外のほとんどが寮と図書館での勉強していたので、英語でたくさん話したという経験は少ないです。アカデミックな内容(授業や論文、課題など)はほとんど困ることはありませんが、ネイティブとの日常会話はまだまだ聞き取れないことがよくあります。もう授業もないので、帰国まではもっと「楽しく」話す機会を増やしていこうと思います。
3. 今後について
ちょうど1ヶ月後の、7月16日に帰国します。元々、卒業式が9月にあるので、それまでオーストラリアにいる予定でしたが、なぜか卒業式が12月に変更になりました。おそらく9月半ばから、高校で講師をする予定でいるので、早く帰国することにしました。ちょうど1年ぶりの日本になるので、とても楽しみです!
明日から大学に通うこともなく、この1年間ほぼ勉強詰めの毎日だった生活と比べると、寂しさを感じます。時間のあるうちに、もう一度教科書や興味のある分野の本や論文を読んでしっかり復習しておこうと思います。あとは、ここでしか経験できないことを楽しんで、少しは面白い土産話ができるようにします!
※木曜日にVivid Sydneyに行ってきました!
オペラハウスにきれいに映像が映し出されていました。
オペラハウスから見るシドニー景色が最高です!
ハーバーブリッジ
今日は昼にEstabarというNewcastleで人気のカフェに行ってきました。コーヒーのエスプレッソ?とミルクのバランスが良くて美味しかったです!
EstabarからNewcastle Beachが見えて、景色も良いです。
After Easter Break
4月末にEaster Breakが終わり、今週はWeek 8ということで今学期も後半戦が始まりました。長期の休み明けは必ず課題の提出があるので、来週いっぱいストレスフルな日々が続きそうです。というわけで、主に現在進行&現在完了の課題の紹介です。
1. Foundations of Linguistics
Morphology(形態論)の課題がありました。いくつかの英単語をMorpheme毎に分解して、それぞれをRootとAffix、それからWord class、Inflectional affixかDerivational affixか答える問題がありました。あとは先生が作ったいくつかの造語をMorphemeに分解して、それぞれの英語の意味を見つけるっていうこともやりました。こんなレベルの解答でいいの?っていうくらい、難しくありませんでした。来週の授業で質問だけして、すぐに提出できそうです。
2. Language Testing and Evaluation
前回の課題でTest Specificationsを書いたので、今回の課題はTest Constructionです。自分の書いたSpecificationを基に、現在、日本の高校2年生(普通科英語コース)向けのProficiency Testを作成中です。手始めに、リスニング問題をささっと作ってみましたが、色々修正しなければいけないところが出てきて、作り直しをしています。Specificationは満点を取りましたが、実際に作ってみると、ValidityとTechniquesでうまくはまらないところありました。来週いっぱい時間をかけてじっくり作っていきます。
3. Structure of English
Phonologyのプレゼンがありました。ペアで10分間、英語と母国語以外の言語のPhnomeic contrastについて発表しました。自分はオーストラリア人と組んでスペイン語のMinimal Pairを紹介しました。この課題を通して、自分のプレゼン力(内容・構成、スライド作成、英語での発表)が前学期よりも伸びたと実感できました。発表後は先生も笑顔でThums-upしてくれましたし、これも満点を取ることができました。あともう一回、どこかでプレゼンする機会があったら、もっとうまくやれる気がします。
4. English for Special Purposes
ESPのカリキュラム作成のためのNeed AssessmentとDiscourse Analysisが課題です。選んだScenarioはHyundaiのMarketing Managersがオーストラリアで出張をする設定です。彼らがいつ、どこで、誰とどのように英語を使うか(Needs)を分析し、出張中のTaskの特定を行います。そして彼らの英語力と学習の特徴の設定をし、カリキュラムのの方向性を決めました。
因みに、ESPの勉強をしていると、「使える英語」とは?ということをよく考えさせられます。これに関してはまたいつかブログで書きたいと思います。
5. 留学9ヶ月目が経って・・・
授業やプレゼンでも自然と英語を話せるようになっています。しかし、ライティングの力不足を感じます。英文の「量」を書くことは全然大丈夫ですが、「質」で考えると、Native-likeの英文を書くにはまだまだ英文法、語彙力が足りないと痛感します。より自然で適切なライティングができるようになるには、たくさん書いて、添削を受け続けるしかないので、学内のWriting Mentorを活用していこうと思います。
6. シドニーでオススメのレストラン
休み中に、友だちがシドニーに遊びにきてくれたので、一緒に旅行してきました。そのときダーリングハーバー近くの STEERSONS というレストランで、初めてカンガルーのステーキを食べました。想像していた臭みやパサパサ感とかが全く無く、牛肉に近い味でした。とても美味しかったです!